特 許
【日本】特許取得済
発明の名称:機密データをインターネットに置かない安全なクラウド
特 許 権 者:ゼニット株式会社
発 明 人:清水典三
特 許 番 号:特許第6387584号
出 願 番 号:特願2017-245637
出 願 日:2017年12月21日
登 録 日:2018年8月24日
【アメリカ】審査中
【フランス】審査中
【ドイツ】審査中
【イギリス】審査中
【中国】審査中
【香港】審査中
要 約
【課題】
クラウドサーバーでは、データがシステムの各装置に分散するので、不正アクセスから守るには、その全てにセキュリティ対策を施し最新の状態に維持する必要がある。しかし、この管理は各装置の事業者に依存する、何時新たな攻撃方法が考案されるか予測できず、データの漏洩に対する不安は常にユーザーに付きまとっている。
【解決手段】
本発明は、インターネット上のクラウドサーバーに置いている機密データをファイヤーウォールを介して繋がっているイントラネットのデータ格納装置に移動し、その機密データのIDと機密データを連携させることにより、インターネット上に機密データを置かないことを特徴とする。これにより、不正アクセスの防止策をファイヤーウォールに絞ることができ、管理が容易となり且つユーザーが主体となって管理できるので、ユーザーは安心してクラウドサーバーを利用できる。
請求の範囲
複数のネットワークとデータ処理装置とID格納装置とデータ格納装置とクライアント端末とファイヤーウォールとデータ連携装置とがあるシステムに於いて、前記ネットワークの1つに前記データ処理装置と前記ID格納装置が接続され、そのネットワークから不正アクセスできない様に設定できる前記ファイヤーウォールを介して接続された別のネットワークに前記データ格納装置と前記クライアント端末と前記データ連携装置が接続され、前記データ処理装置は前記ID格納装置と前記データ連携装置を操作し、前記データ格納装置にはデータのIDとデータを関連付けて格納し、前記ID格納装置には前記データの前記IDを格納し、前記データ連携装置は前記ID格納装置の前記IDを得て、その前記IDを基に前記データ格納装置から前記IDと関連付けられた前記データを得て、前記クライアント端末が機能するシステム。
図面
【図1】実装方法1の配置図である。
【図2】実装方法2の配置図である。
1 データ処理装置
2 データ格納装置
3 クライアント端末
4 インターネット
5 イントラネット
6 ファイヤーウォール
7 データ連携装置
8 ID格納装置、